【プレスリリース】「始まりの食パン」よりフードロスに一手。地産地消のジャムを共同開発

 

2021年10月12日

 

 

「始まりの食パン」よりフードロスに一手。地産地消のジャムを共同開発

〜地元企業で繋ぐ地産地消の輪、ロスとなった三次ピオーネを使った商品づくりを〜

 

 

 広島発の食パン専門店「始まりの食パン」を運営する株式会社StudioBros.(住所:広島市中区、代表:赤井慎司、読み:スタジオブロス、以下「スタジオブロス」)は、三次市出身のジャム製造者「糸 おやつのおみせ」(住所:広島市中区、代表:中村真三子、読み:いと おやつのおみせ)と共同開発し、この度フードロスと地産地消に向き合ったジャムを販売しますのでお知らせします。

 

 

【販売ジャム概要】

始まりの食パン×糸 おやつのおみせ 「始まりのピオーネジャム」

 共に広島発のお店として、地元広島の食材や地産地消の観点から”食と農”について親近感を得るとともに、”生産と消費”の関わりや伝統的な食文化について理解を深める絶好の機会かと思い商品化に至っています。

 今回は、三次市にある「辰巳ぶどう園」の出荷のできない破棄予定のピオーネを使用し、三次出身のジャム製造者「糸 おやつのおみせ」とタッグ組み微量ながら廃棄を減らすことを目指しています。

 ジャムの特徴は、甘さのどこかに酸味を感じ、尚且つ、もぎたてのフレッシュ感を残したピオーネジャムです。口に入れた時のツブツブした食感(軽いピューレ状)とゴロっとしたピオーネそのものの食感(ピオーネ4分の1の果肉)をミックスして一瓶にいれることにより、まるでピオーネを食べているようなジャムに仕上がっています。

 開発段階から当食パンとの相性を最大限に考え、食べた時のふんわり食感や甘み・コクを感じられるように、旨味・持ち味をより引き立つよう何度も試行錯誤を行った逸品です。

                           

 

販売店:川内店/三次店

期間:2021年10月16日、17日の2日間

販売方法:個数限定・先着順

価格:900円(税込)予定

 

 

<代表 赤井慎司コメント>

 糸さんのピオーネジャムは、ロスとなるぶどうを活かしていることや、地産地消の三次産「辰巳ぶどう園」様のピオーネを使用している点で興味を持ちました。共に地産地消を含めたこだわりの原材料を使用し、三次にも店舗展開していることがきっかけで今回共同開発に至っています。食パンを通じて「素敵な1日の始まり」のお手伝いを、ジャムを通して「心に残る」ひと時を、コラボすることでいつもよりほんの少し素敵な時間を皆様にお届けできたらと思っています。

 

<糸 おやつのおみせ 中村真三子コメント>

 私が生まれ育ってきた広島県三次市は、広島県の中でも県北の位置に所在しており、山に囲まれた盆地形であります。いわゆる田舎です。そんな田舎で育ってきた私は地元の美味しいもの、地元の行事、地元の人たちとともに育ってきました。四季折々の野菜や果物。空気や匂い、景色。田舎ならではです。

 四季折々楽しめていた果物たちは、三次市を離れ広島市内に住んだ今、たった少しの距離ですが、とても遠い存在になってしまいました。今回コラボさせていただくピオーネ。ピオーネは、三次の人にとっては時期がくると、とても身近な存在です。「運動会の時期には、梨とピオーネがある」それが当たり前でした。三次のピオーネが高級品になってしまった今、贈答用で交わされるピオーネですが、そんなピオーネの良さ、美味しさを少しでも日本全国の方々に味わってもらいたいという思いで三次のピオーネジャムを制作するに至りました。生産者さんのピオーネに対する想いやこだわりをひとつの瓶に詰め込んでお届けしたいと思います。

 

 

◆「始まりの食パン」店舗概要◆

 高級食パンブームが加熱傾向にある今日ですが、当店ではあえて【高級】という文言は一切使わず、生活の中に当たり前にある存在として、多くの人々の人生という物語に寄り添える食パンを提供したいという想いを込めています。

皆さまにとって一日の始まりがいつもより少し素敵なものになるような食パンをお届けします。

【川内店】

               

【三次店】

 

株式会社Studio Bros.概要

「40代からの新たなキャリア形成」を目的に、飲食部門を2020年7月より始動しました。まずは、ベーカリー事業を通してキャリアの選択肢が広がるような展開を目指します。

・所在地:広島県広島市中区三川町5-4 わたりびる2F

・取締役社長:赤井慎司

・設立:2020年5月

・事業内容:ベーカリーの経営

 

取締役社長:赤井慎司(あかいしんじ)プロフィール

1978年生まれ。広島県出身。福岡県の大学卒業後、「サービスとは何か?」の答えを見つける為、お客様との直接的な関わりを求めて、アパレル業・飲食業・営業を経験。さらにはサービスの根底にあるモノづくりの知識を学ぶため、製造業にて実際の現場や管理部門に従事し、大学卒業後20年、未だサービスの神髄を探求中。そんな折、弟の友昭からの誘いを受けて食パン事業の立ち上げに参画。これまでの豊富な経験を活かし、食パンを通して、お客様の人生の一歩である今日という日の幸せな”始まり”をご提供できるよう日々奮闘中。40代転職のロールモデルとなることを目指します。

 

 

◆「糸 おやつのおみせ」概要◆

心に残るジャムを。糸のジャムをとおしてめぐり逢えた奇跡を紡いでいきたい。素材本来がもつ特徴や個性を活かした、添加物は使わないジャムを。シンプルな原料から作るからこそ小さなお子様からでも安心して楽しめられるものづくりを行っています。

 

・代表者:中村真三子

・販売店:店舗は構えず、卸売、マルシェ出店、オンライン注文のみ

・ラインナップ

  発酵バターとゲランドの塩キャラメルジャム

  あらちゃんファームのナスジャム

  トマトジャム

  三次の辰巳ぶどう園さんのピオーネジャム

  アプリコットルバーブジャム

 

 

代表者:中村真三子(なかむらまみこ)プロフィール

1985年生まれ。広島県三次市育ち。

武庫川女子大学短期大学部英語コミュニケーション学科卒業後、ホテルグランヴィア京都宿泊部に勤務。広島に帰り、瀬戸内割烹安芸茶寮フロント業務に従事。広島市立小学校特別支援学級指導員として勤務。パスタ専門店onlypasta開業。現在に至る。

 

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